『 衣食足りて礼節を知る 』 …という言葉があるよね。
これは、中国春秋時代に活躍した管仲(かんちゅう)という政治家の残した言葉をまとめた『管子』に由来する故事成語なのだ。
もともとは
「倉廩実つれば即ち栄辱を知り、衣食足りれば即ち栄辱を知る」
という言葉を簡略化したもの。
生活が楽になれば自然に道徳心も生じ、名誉を重んじて恥を知るようになることを表しているわけだそうだが……。
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これ、裏を返せば
『 衣食足りてない人は、礼節なんぞ知らなくても良い 』
とか。
『 礼節は、後まわしでオッケー。全ては生活が安定してから 』
とか。
……そういう風に言い換えることもできると思うんだよね。
そんなわけで。
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最近の自分は
「おれ、衣食足りてない身の上だし。礼節とか後回しでいいよね 」
てな感じで、開き直って生きている。
これがまた、精神的にスゲー楽なんだわ。(笑)